制作実績・お客様の声
シルクスクリーン印刷とポッティング加工の相性について
シルクスクリーン印刷は4色のかけ合わせで様々な色を表現する一般的なではなく、各版に専用の色を割り当てて、それを重ねることによってさまざまな色を表現する印刷手法です。各版に専用に色を割り当てて…というところは浮世絵にも通ずるところがあります。この特徴が最も活かされるのがグラデーションの表現力です。一般的な4色を上回る、場合によっては10色以上の色数を使うことによりデザイナーが本来イメージしていたグラデーションを表現することが可能です。
一方、このような繊細な色の重ね合わせは、屋内で使う分には問題ないのですが、屋外、紫外線のあたるところでは色の退化が避けられません。そこで役立つのがポッティング(樹脂盛り)加工です。樹脂で表面を覆うことにより紫外線に対する耐性が大幅にアップ。長期間にわたって繊細なグラデーションをそのままの状態で保つことができます。